ウチのかわいこちゃん達
我が家には黒い♀のトイプードルがいます。
名前はつぶら。
あとひと月足らずで14歳になります。
14歳は人間で言うと72歳位だそう。
そっかー。
72歳かぁ。
もうおばあちゃんじゃないかー。
小さくて《今も小さいけど》
とびきりバタバタしてたつぶらもすっかり大人になっちゃって…
目が離せなかったあの頃が懐かしいです。
このつぶらには同じく黒トイプーのお父ちゃんがいて、去年まで一緒に暮らしていました。
お父ちゃんの名前はやや。
この、ややがすごーく飼い主孝行でして
19歳8ヶ月と言う大往生で去年8月に亡くなりました。
しかも亡くなる少し前まで自分でちゃんと歩いてたし、ごはんも食べてたのですよ、カリカリを。
本当にお利口さんでした。
ややが亡くなってすぐの悲しみに打ちひしがれていたその頃、何とつぶらの病気まで発覚してしまい
その頃は私、もうホント ボロボロでしたよ。
ややがいなくてこんなに辛いのに
つぶらまでいなくなったらどうしよう。
毎日そんなことばかり思っていました。
ややが生きていた頃はやんちゃだったつぶらが
(13歳なのにやんちゃってどゆこと?って今は思うけど、ややがいた頃何の疑いも無くつぶらは若者だと思ってたんで)
居なくなった途端それはそれはもう、すっかり大人しくなってしまったのです。
まるで
「あたしがしっかりしなくちゃ」と
決心したかのように。
勿論、大半は病気のせいだとは思うんだけど
息を引き取った時には側にいて、もう動かなくなったのも見て分かっていたと思うし
私達はワンワン泣いてるし
葬儀も同伴OKだったので
ややが棺に入れられてお経を上げられるのも
お骨拾いも私達夫婦と一緒にやって
おまけに
行く時にはまだややの形をしていたのに
帰りには居なくなっちゃったし。
そんなのぜーんぶ経験したらやっぱり何事も無かったようには出来ないかなぁって。
その後、元気が無いつぶらを見て
良かれと思ってやったことだけど、本当はすごく悪いことしちゃったのかも…とかなり落ち込みました。
そして
それからは毎週毎週、病院通い←もちろんつぶらの。
それまで2匹は共に外科的なことでしか獣医さんにかかったことが無かったので、割と呑気な、一言で言えば「昭和」な先生のところにお世話になっていたのですが
今回のつぶらに関しては
どうやら、ここではちょっとダメかもしれない
と言う気がして、申し訳ないけど設備の整ってそうな病院を探すことにしました。
そして、2軒目でとても良い病院に出会いました。
(2軒目が早いのか遅いのかはわからないけどとにかく良かった、1軒目はハッキリ言ってクソだったわ)
それからは毎週通った甲斐あって一番大変な病気は手術をすることもなく良くなりました。
ただ、諸々併せて3つくらい病気があったので今もひと月に一度の病院通いですけど、もう若くないし
ひと月に一度診てもらってると思えば安心かなとも思います。
そんなつぶらさんの現在
今は基本的に元気で
元のやんちゃに戻っていますが(いかにもワルそうな写真を選ぶ飼い主)
時々めっちゃテンション低い時があって、その時は一切のやる気がなくなる程心配してしまいます。
はい、親バカです。
私達夫婦はこの小さくて黒い生きものにもう何年も夢中なのです。
そしてこの子にもいまだに。
やや15歳頃
大人しくて賢いややと
やんちゃでおもしろいつぶら
どっちもどっちで大好きです。